いつも授業お疲れ様です。
今日は自分の強さを見失ってはいけないというテーマです。
最近、教壇に立ったばかりの先生は
日々の授業準備に追われる上、先輩先生からのフィードバックを受けて、インプット過多になっていることでしょう。
私も日本語教師としてデビューした当時は、
その状態で、頭の中がいっぱいでした。
「とにかく言われたことをやろう」と必死でした。
私も今は営業職という別業種で働いているので、
同じように苦しんでいます。
そんな先生方に伝えたいことがあります。
それは「自分らしさを見失ったら試合終了だよ」と。
最近、SLAM DUNKの再放送がYoutubeで公開されているので、
ぜひご覧ください。
授業でこれをやれば失敗するというのは決まっていますが、
これをすればうまくいくというものは決まっていません。
それは大体、「その先生だからこそ」なし得ることなのです。
つまり、その先生らしさが発揮された時に成功します。
・日本語を正しく説明すること・日本語をわかりやすく説明すること・学習者にうまく運用させること・学習者の運用能力を上げること・学習者の書く力を伸ばすこと
これらはどちらかというと、
テクニック要素が強い部分で、
経験とともに磨かれていきます。
では、改めてあなたらしさは何でしょう?
・丁寧・礼儀正しい・親しみやすい・英語など外国語が得意・ゲーム好き・真面目・旅行好き・親切
どんなことでもいいです。
きっとそれがあなたらしさです。
私は初めて日本語教師として、採用されて、
入社してからもらったフィードバックを今でも覚えています。
「技術はこれから磨ける。(今はまだまだ)
でも、一人一人の学生に誠実に向き合おうとする姿勢は素晴らしい」
その時は、ただ必死なだけでした。
でも、そのように評価してくださったのです。
あなたも、経験があまりなくても採用されたということは、
あなたらしさが評価されたのです。
だからこそ、
「できないこと」を無理してできるようにするより、
「あなたらしさ」を磨くほうが
魅力的な日本語教師になれると思います。
どんな国の人と出会っても
あなたらしさは普遍的な魅力でしょう。
応援しています。
私も頑張ります。
「一人一人に誠実に向き合う」ということを大切にして
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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