日本語学校から転職して、営業マンをしているchailandです。
プライベートオンラインレッスンは継続中です。
私の簡単な経歴は以下の通りです。
2014-2017 タイの大学で日本語教師
2017-現在 国内専任講師
2022年5月からは営業職にチャレンジ
日本語教育についての記事が多くなっていますが、
今日はもう一つの私の顔、パパの育児に関する記事です。
めずらしい〜!!
子育て経験者の誰もが通る道、夜泣きに悩まされる問題から抜け出すために、
今日はこちらの書籍を読みました。
とっても参考になったので紹介します。
この本を読めば、夜泣きの悩みが少しずつ解決されるだけでなく、
子育てに向き合うのが少し楽になるでしょう。
今日から私も実践していきたいと思いました。
「賢い子は1歳までの眠りで決まる」
睡眠の専門家であり、ベビー睡眠コンサルタントとしても活躍しているポリー・ムーア氏の書籍。
子育てのあらゆる悩みを睡眠から改善できると立証しています。
なかなか興味深い内容でした。
結論から言うと、
BRAC(体内周期活動)に基づいたNAPSメソッドを行え!
以上。
ここで終わると怒られそうなので、順番に解説します💦
体内周期活動とは、一体何なのでしょうか。
人間には無意識に一日周期でリズムを掴む「体内時計」が備わっています。
日中は活動状態に、夜は休止状態になります。
体内時計のおかげで、活動後次第に眠くなり、
また日光を浴びるとリセットされ、リズムを刻んでいきます。
血圧の変動、ホルモンの分泌、自律神経の調節なども、
体内時計が刻む生体リズムのひとつなのです。
実は90分が大きな周期だということをご存知でしたか。
覚醒と休止とレム睡眠、ノンレム睡眠が90分で移り変わります。
特に、1歳になるとこの90分の周期が顕著になり、休止モードに近づくと、
赤ちゃんは機嫌が悪くなり、ぐずついたり、泣き出したりするそうです。
めちゃくちゃ心当たりあります。
この時はどうすればいいのかと不安になったものです。
基本的に、赤ちゃんは寝不足になると、機嫌が悪くなるそうです。
3ヶ月までは15時間、以降は11時間〜13時間の睡眠時間が一般的とされています。
ぐずついた時に、下手に刺激を与えたり、音楽を聞かせるとかえって逆効果なのだそうです。
赤ちゃんにとっては、周りの全てが真新しく、刺激となります。
大人なら、雑踏の中でも自分の名前を呼ばれても、反応できるように、
情報を遮断することができます。
しかし、赤ちゃんはそれができず、全て脳で処理します。
脳で処理する量が多くなり、やがて雑音になってしまうそうです。
恥ずかしながら、ぐずついた娘に面白い顔をしたり、
おもちゃを与えて、気を紛らそうとしていました。
これで、寝るタイミングを逃してしまい、また90分の体内時計の針を刻むことになっていたのです。
慢性的な睡眠不足が続くと、注意散漫になったり、発達によくないとされています。
だからこそ、ぐずついたり、機嫌が悪くなった時は、
「おむつ替え」「お腹がすいた」など様々な場合が考えられますが、
まずは「眠いのかな?」と疑って、安心して寝られるようにサポートするべきだったのです。
親が子供を寝かしつけるためのメソッドをNAPSメソッドと言います。
まず、赤ちゃんが起きた時間を記録しましょう。
最近は、「ぴよログ」子育てアプリがあるので、便利ですよね。
それから、起きた時間に90分加えましょう。その時間が、90分周期で眠くなる時間です。
起きた時間からしばらくは、覚醒している時間なので、
存分に遊びましょう。
読み聞かせ、おもちゃ遊び、お散歩。
特に刺激を与えすぎる必要もないそうです。もともと赤ちゃんにとって、生まれてきたこの世界は刺激が強すぎるので。
親としては少し気が楽になりますよね。
起きてから80分ぐらいして、あくびをしたり、目を擦っていたら、
静かな部屋に移動し、一定のリズムで揺すったり、背中をトントンとしてあげるといいそうです。
眠りに入ったら、自然に起きてくるまで起こさないこと。
もちろん、「排泄」「食事」「母乳」「入浴」などのタイミングがあって、
BRAC(体内周期活動)の90分周期に完全に合わせるのは、難しいですが、
寝かしつけるタイミングや赤ちゃんが不機嫌になっている原因が
ご理解いただけたのではないでしょうか。
個人的には、一生懸命詰め込んでインプットさせすぎるより、
ぐっすり寝てもらったほうが、発達にはいいことがわかったので、少し気持ちが楽になりました。
本書では、具体的な寝かしつけトレーニングも紹介されていましたので、
私と同じく新米パパは是非、ご参照ください。
それでは、また〜!!
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