日本語教師と働き方のトレンドQuiet quittingについて

日本語教育

日本語学校から転職して、営業マンをしているchailandです。

プライベートオンラインレッスンは継続中です。

私の簡単な経歴は以下の通りです。

2014-2017 タイの大学で日本語教師
2017-現在 国内専任講師
2022年5月からは営業職にチャレンジ

最近、静かなる退職Quit quittingというワードを目にするようになりました。

「働かないおじさん」を筆頭に、

日本は世界で最も組織に対する思い入れがないと言われてきましたが、

 

実は日本だけではないようです。

あの経済の中心である、アメリカの若者もQuit quittingの思想を持つ人が増えてきたのです。

 

それでは静かなる退職Quiet quittingとはどのような考えなのでしょうか。

静かなる退職 Quiet quitting

参考:https://www.cnbc.com/2022/09/02/how-quiet-quitting-became-the-next-phase-of-the-great-resignation.html

高度成長期の「24時間働きまっせ!」という考えとは反対の考え方です。

「社員であるにもかかわらず、期待以上のことはしない」

「ワークライフバランスを第一にし、仕事以外のことを最優先する」

大まかな考えとしては以上です。

いかにも現代的で、時代にマッチしているような気もします。

少し似ている用語も紹介します。

 

アンチワーク

「労働者は資本家によって、搾取されている。」

「労働者に自由を」

という考えが根底にあります。

資本主義を転覆させて、できるだけ労働に伴う強制要素をなくすことを目的としています。

ちょっと過激な感じがしますね笑

 

今アメリカでは、Great Resignation 大量離職と呼ばれる現象が起きています。

本当に離職する人、静かなる退職をする人、アンチワークする人、

間違いなく労働に関する価値観が変わってきています。

 

私の職業観

このニュースは、改めて職業観について、考えさせられるきっかけとなりました。

長年日本語教師をやってきましたが、やはり熱意が仕事の原動力であったことを思い知りました。

ただ、与えられた時間、授業数をこなすだけでは、

満足できなかったのが本音です。

日本語教師は、学習者の反応ありきなので、

常に評価にさらされていますし、

すぐにそのフィードバックが得られます。

厳しい反面、面白くもあります。

また、何より、今まで出会ったことのない価値観に出会うことが魅力です。

授業中にいきなりアルゼンチンの学生にマテ茶を飲まされたりしたことも

今ではいい思い出です。

真剣に取り組むから、それだけ大きな成果を得られたり、

反応が返ってくるんですね。

熱意こそ仕事のガソリン。火の玉を燃やし続けたいと改めて思いました。

今は別の角度から日本語教育に携わっていますが、

営業マンとしてのキャリアも始まったばかり。

今を楽しみたいと思います!皆さんは、この静かなる退職 Quiet quittingについてどう思いますか。

それでは、また〜!!

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