日本語学校から転職し、営業マンをしているchailandです。
プライベートオンラインレッスンは継続中です。
私の簡単な経歴は以下の通りです。
2014-2017 タイの大学で日本語教師
2017-現在 国内専任講師
5月からは営業職にチャレンジ
今日はJLPT後にやりたい活動3選ということで、
日本語学校の日本語教師向けの記事になっております。
プライベートレッスンをされている方にも参考になれば幸いです。
皆様の生徒様はJLPTの結果はいかがでしたでしょうか。
無事に合格できた方、
残念ながら不合格になった方、様々でしょう。
次の試験まで時間があるので、ちょっと雰囲気を変えてモチベーションを上げたいところですよね。
私もこの記事を書きながら、プライベートレッスンの学生さんに、次はどんな活動をしようか企んでいます。
普段は、私たち日本語教師と関わることが多いので、
日本人のゲストを交えた活動はとても喜ばれます。
典型的な活動はインタビューセッションです。
初級なら、大学生に協力を依頼し、生徒たちに予め質問を準備させて、
インタビューを行いました。
質問群としては
①学生生活(サークル活動、勉強)
②仕事(アルバイト)
③旅行(行ったことがある国、行きたい国、国内旅行)
④人間関係
などがあげられます。
事前に質問をグループで考えさせ、日本語をチェックします。
この時に、ネットなどで調べられるような情報ではなく、
本当にインタビューでしか得られない質問にするように心がけました。
例えば「○○さんは、友達と休みの日遊ぶ時にたいてい何をしますか。」などです。
ゲストに事前に学生たちが考えた質問リストを共有すると親切でしょう。
就職希望の留学生も増えてきたので、プレゼンテーションをする機会も必要です。
テーマはなんでもいいと思いますが、
まず、プレゼンテーションの型を導入します。
やってみてわかりやすかったのは、PREP法です。
PREPとは
・Point 要点
・Reason 理由
・Example 例
・Point 要点
のことです。まず教師がPREP法を使ったスピーチを披露し、例示します。
そのあと、そのスピーチを分解して、解説。
学生たちが興味があるテーマで30秒ほどのスピーチを作らせます。
レベルに応じて長さやテーマの難易度を調整すると効果的ですね。
この時に、原稿を読まなくても発表できるぐらい練習時間を確保すると
より自信がつくでしょう。
こちらは学校の近くのお店に協力を仰ぎ、インタビューをし、
最終的にインタビューしたことを発表する活動です。
私の以前の勤務校は京都だったので、
伝統工芸のお店に依頼しました。
- グループ決め
- テーマ決め
- 行先の決定
- アポ取り
- 質問作り
- 質問の日本語チェック
- インタビューリハーサル
- インタビュー
- お礼
- 発表準備
- 添削
- 発表
と工数が多く、長丁場となりますが、
その分発表がうまく行った時の学生の満足度は高いです。
また、学校の近くのお店の人とも繋がれるので、
おすすめの活動です。
今日はJLPT後にやりたい活動3選を紹介しました。
JLPT後、少し雰囲気を変えたい。新しいことにチャレンジしたい皆様のお役に立てれば幸いです。
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