みなさん、お元気ですか?
オンライン授業で慣れてきて、最近は対面授業に戻ったというところも多いでしょう。
私は今、ほとんどプラインベートのオンラインレッスン ですが、
ある生徒さんから、対面授業をやってほしいと言われました。
1対1なので、さほど大きな変化はありませんが、集団授業なら気を付けることがあるなぁと
思い、まとめてみました。
大きく分けて以下のポイントがあると思います。
①立ち位置
②机間巡視
③教材の大きさ
④休み時間
順番に解説します。
オンライン授業だと基本的にパソコンの前に座っているので、
特に立ち位置を気にしなくてもいいですよね。
パソコンの前から同じ体勢で離れられないですよね笑
対面授業だと、ホワイトボードや教卓があるので、
学習者にとってみやすい立ち位置を考えなければいけません。
右利きの先生なら
おすすめは、学習者から見て右側です。
説明や授業の進行時には基本的に右側にいたほうがいいでしょう。
時々、学習者からみて、左側に立つ先生がいますが、
板書をする時、学習者に背中を見せることになります。
以前の勤務校では厳しくこれを禁じられていました。
確かに見栄えは良くないし、学習者の様子が見えないですよね。
少し意識してみると、学習者【に】授業している感じが出るでしょう。
こちらもオンライン授業ならブレイクアウトセッションなどで
学習者の様子を見に行くことはあっても、
なかなか直接のやりとりを細かくチェックするのは難しいです。
実際の教室での机間巡視なら、一回で全員の様子をみることができます。
どのグループがしんどそうかな。
どこを重点的にケアしようかな。
など考えてサポートすることができます。
その時に気をつけるのが、学習者との距離感です。
人によってパーソナルスペースが違います。
近づきすぎてもいけないですし、
遠すぎてもいけません。
昔、距離感がとても近い学習者がいて驚いたのを覚えています。
また近づく時も、できるだけ死角からではなく、視覚に入るところからか、
一度声をかけてからにすると、学習者を驚かせずに済みます。
せっかくの対面授業ですから、効果的な机間巡視をして、
学習者との信頼関係を築きたいですよね。
オンライン授業だと
画面共有するので、教材の大きさはあまり気にしなくてもいいです。
対面授業では、レアリア、絵カード、板書の文字など、
学習者に見せるものの大きさは大切です。
せっかくいいものを準備していても
学習者にとってはっきり見えないものだと意味がありません。
慣れてくれば感覚的にどのぐらいの大きさだとはっきり見えるのか
分かりますが、
慣れるまでは、授業に入る前に、教室で
実際に学習者が座っている席について、
一度ご自身の教材が見やすいかどうかチェックするといいでしょう。
私も実際に教室の席について自分の教材を見るまでは、
字が斜めになっていることや
絵カードが見づらいことに気がつきませんでした。
休み時間は教師も学習者も休む時間でしょ?と言われそうですが、
私はこの時間はとても大切だと考えています。
普段、学習者はどんなことに興味があるのか、
クラスメイトとの人間関係はどうか、
クラスのキーパーソンは誰か、
どんな話題が盛り上がりそうか、
学習者が気を抜いているこの時間こそ、授業のヒントが隠れているからです。
こちらもリラックスしているのですが、
積極的に学習者に話しかけ、人間関係を築こうとします。
時々、黙って過ごす先生もいらっしゃいますが、
あれはとてももったいないと感じます。
もちろんいろんなスタイルがあるので、
一概に良し悪しは評価できません。
ただ、教師と学習者の人間関係が築けていると、
お互い授業の時間が楽しくなるでしょう。
オンライン授業だとどうしても授業に関係がある会話しか
起きにくいですよね。
対面授業ならではの空きの時間こそ上手に生かしたいですよね。
以上、対面授業で気をつけるポイントについてまとめました。
もう一度まとめると、
①立ち位置
②机間巡視
③教材の大きさ
④休み時間
に気をつけましょう。
10月から対面授業という先生も多いのではないでしょうか。
私はまだ対面授業の機会がいつあるか分かりませんが、
楽しみにしていますか。
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