今日は日本語教師のお困りごとの一つ
「もしも時間が余ってしまったら」というテーマです。
あとは、常勤講師をしていた時は、
急に代行を頼まれることも少なくなかったです。
そんな時に、何かさっとできるネタがあれば安心ですよね。
今日は、シンプルかつ楽しめるゲームを紹介します。
嘘はどれだ?
このゲームは学習者や教師とのコミュニケーションとしても楽しめますし、
日本語能力に合わせてできます。
やり方はシンプルで以下のとおりです。
①例を示す
三つの文章を読ませる。
一つだけ嘘の文章
例えば、
※この文の難易度はレベルに応じて変えましょう。
②嘘がどれか探るためにSから質問させる
この時に、どんな形で質問させるか指定したほうがいいでしょう。
例えば、「」と言っていましたが、_______?
なかなか質問が出てきにくそうでしたら、
いくつか質問を提示するといいでしょう。
③グループに分け相談させる
いくつか質問を受けたあと、グループで考える時間を与えます。
初級クラスで同じ国籍の人ばかりになると、
母語で話すでしょう。
できるだけ国籍をばらけさしたほうが日本語の練習になります。
答えを予想する時の言い方もおさえておきましょう。
④自分の文を考えさせる
まず教師が例を見せました。
次に、グループの一人の学生に自分の文を考えさせます。
レベルによって、いくつ文を考えさせるかを変えてもいいでしょう。
一通りどんな文を考えたのか、書いてもらいましょう。
⑤グループ内で順番を決め、質問をさせる
文を考えた学生に、
他の学生が質問をしていきます。
その時に、質問の仕方の言い方はこちらで指定したほうがいいでしょう。
例えば、
「〜」と言っていましたが、__________?
などの言い方です。
⑥答えを予想させる
質問をさせたあと、どれが嘘なのか答えを予想させます。
このとき答えの言い方も指定しておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
時間が余った時に、ちょっとしたお楽しみも兼ねてできそうですよね。
また、他の活動は次回以降の投稿で!
今日もありがとうございました。
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